Takarazuka Viva La Vida

初観劇から一年弱の宝塚ファンの徒然日記。はまると、とことんはまる性格なので、沼から抜け出せない。丸の内で社会の波にもまれながら、宝塚に潤いをもらって生きている。

「雪華抄&金色の砂漠」感想※ネタバレ

 

観てきました!花組お正月公演!!

色鮮やかなレビューと見ごたえのある舞台で大変満足度が高かったです。

当日券を取ってでも、観劇することをお勧めしたい!

では、早速感想をば。

 

 

🌸雪華抄🌸

 

日本人でよかった~~~~~って心の底から感動する作品です…。

 

まず、華やかなチョンパに感動。

その他にも好きな場面としては、七夕の場面ですね。

日本人らしい、奥ゆかしい愛を感じられるというか、

わずかに手が触れあった時や見つめ合う時のときめきがジーンと観ている側に伝わってくるような、

そんな素敵な場面でとっても好きです。

 

正直、白塗りの和ものは楽しめるか全く自信がなかったんですが

めちゃくちゃ良かったです。

心が潤いました。ありがとうございました。

 

 

🐫金色の砂漠🐫

 

はい、出ました。

ウエクミ先生、設定からしてもう誰も救うつもりありませんね。

登場人物それぞれの業が深すぎます。

 

それでは、特に業が深い方々がどんな感じがご紹介しますと…

ギィ:奴隷でタルハーミネに幼少期から仕える。実は前国王の息子。

タルハーミネ:王女。どんなに強がっていても本心では奴隷であるギィのことが好き(?)。ガリア国王子テオドロスから求婚され、後に結婚。

ジャハンギール:タルハーミネの父。国王。ギィの父を破り、国王の座に就いた。その時、アムダリヤ(当時の女王)を自分の妻として迎え入れ、その子息を生き長らえさせた。

アムダリヤ:女王。ずっと隠していたが、本当はギィの母。

こんな感じでございます。

 

この物語の転換ポイントをまとめると(いろんなところすっ飛ばしてますごめんなさい)、

  1. タルハーミネが城を抜け出した時、帰るべきだと言ってもいうことを聞かなかったため顔をぶったギィ。城に戻った時、その傷をつけたものを白状するように迫られたタルハーミネは教師ナルギスに濡れ衣を着させ、死刑を命じる。
  2. タルハーミネはテオドロスとの結婚前夜にギィに体を許してしまう(どんなに強がっていても実はギィのことが好きだったのね)。しかし、それが奴隷として生き延びていたナルギスに見つかってしまい、タルハーミネは女王としての尊厳を守るために民衆の前でギィが自分を襲ったとして死刑を言い与える。
  3. 死刑を待つギィにアムダリヤがやってきて、実はギィが自分の子どもであり、かつての国の後継者であったことを伝え、牢から脱出する手助けをする。そして、ギィは母を侮辱したジャハンギールと自身の想いを踏みにじったタルハーミネへの復讐を決意する。
  4. 海賊と共に城を攻めるギィ。ジャハンギールを殺し、母の復讐を果たす。そしてテオドロスに決闘か、城を明け渡すかを迫り、テオドロスは城を去る。ギィは国王となり、タルハーミネと結婚することとなる。
  5. タルハーミネとギィは一夜を共にする(この場面のデュエダンの18禁さ…)。翌朝、アムダリヤが投身自殺したことが伝えられる。タルハーミネは行方不明に。タルハーミネを探しにギィは砂漠へと向かう。そこでタルハーミネとギィは金色の砂漠を見つける(息絶える)。

 

もう、業が深すぎて、彼らが許される金色の砂漠というのは、”死”しかありえなかったんですね。

彼らの恋は、生きている限り、絶対に報われない恋なんです。

でも、それが許される場所である”金色の砂漠”にたどり着く時(死ぬ時)にあなたと一緒でよかった、というタルハーミネの一言が……

涙腺崩壊です。

 

そしてフィナーレでのデュエットダンス。

あんな演出になったら観客は泣くしかないです。

私、観劇しながら、初めて肩が震えるほど泣きました。

 

辛い。辛すぎる。

けど、こういう結末しかありえなかったのです。

ウエクミ先生…ひどい。

けど、心に残る作品になることは間違いないです。

いい作品をありがとうございました。

 

機会があればまた当日券でも観ようかな。